指揮官明言!今季も大谷翔平が1番 夢ふくらむメジャーでも「1番・投手」での「プレーボール弾」

[ 2025年2月22日 01:30 ]

<ドジャースキャンプ>ウオーミングアップする大谷(撮影・沢田 明徳)
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 最強の1番打者、再び――。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が20日(日本時間21日)、昨季に続き今季も大谷翔平投手(30)を1番打者として起用すると明言した。ド軍はこの日、30球団のトップを切って開幕したオープン戦で3月18、19日の東京での開幕シリーズで顔を合わせるカブスと対戦。大谷は欠場したが、打者として早期のオープン戦出場への意欲も示した。

 前人未到の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成した昨季、大谷は1番で90試合に出場した。左手を骨折したベッツに代わり務めた打順。今季の打順について問われたデーブ・ロバーツ監督は「翔平がリードオフ(1番打者)だ」と言い切った。

 2番以降も昨年を踏襲。ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスを並べる意向だ。大谷は「プランはプランでしかないというか、去年も(当初は)1番を打つ予定はなかった。どこに入っても基本的には自分の打撃ができればいい」と淡々と受け止めたが、3度目のMVPに輝いた昨季と同じ打順での活躍に期待がかかる。東京開幕となる3月18日のカブス戦は、大谷VS今永でプレーボール。指揮官は5月がメドの投手復帰後については言及しなかったが、日本ハム時代以来となる「1番・投手」での「プレーボール弾」の可能性も膨らむ。

 この日が開幕だったオープン戦初戦は予定通り欠場。試合前にルーティンの「壁当て」を行った後、室内打撃練習場に移動し投手の映像が流れ投球を再現する打撃マシン「トラジェクトアーク」で打撃練習を行った。指揮官は打者出場を2月末から3月上旬としているが、大谷自身は冷静に状態を見極めている。「実戦でいけそうな感じではあった。慎重にはなっているけど、感覚的にはもう試合に出られる感じ」と、早期出場へ準備は整っているとした。21日(日本時間22日)にもライブBP(実戦形式の打撃練習)で打席に立つ可能性もある。

 投手としては既に2度のブルペン入り。オフから取り組むノーワインドアップ投法には「打撃もそうだけど、自分の中で常に変化を求めていきたい」と尽きない進化への貪欲さを示した。実戦登板でも継続する意向を明かし「強度が上がった時にどういう反応がくるかによって決めたい」と二刀流復活へ、最適解を探っていく。

 この日、日本ハム時代や23年WBCで監督を務めた恩師の日本ハム・栗山英樹CBOが2年連続で来訪。グラウンドでは接触しなかったが、同じタイミングで入った施設内で旧交を温めたもようだ。目標に掲げる世界一連覇へ。文字通りまた、チームの先頭に立つ。 (柳原 直之)

【大谷に聞く】
 ――オープン戦では登板せず投手復帰を目指す。
 「前回の(右肘)手術の時もそういう感じでやっている。初めてではないのが、復帰する上で自分の中で心の余裕が持てる要因。焦ることなく、どこで投げるか、自分のフィーリングが大事」

 ――佐々木が大谷や山本の助言が助けになると話した。
 「特にこれというアドバイスはしていない。本当に楽しんでくれればいい。昨日も(佐々木のライブBP登板を)見たが、順調に調整もできているんじゃないかなと僕の目から見て思う」

 ――オープン戦でロボット審判が導入。
 「やってみて打者目線から、投手目線から実感できると思うので、どういうふうに感じるか楽しみ」

 ――改めてWBCへの出場意欲は。
 「今のところ、WBCより、今年のシーズンに集中することを目標に考えてやってきた。その先に選んでいただけるなら光栄なこと」

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