巨人ドラ3・荒巻 粘りの逆方向打 “プロ初安打”含む3出塁で勝利に貢献

[ 2025年2月17日 05:30 ]

練習試合   巨人4―3韓国サムスン ( 2025年2月16日    沖縄セルラー )

<巨・サムスン>2回、門脇の先制適時打で生還し、ナインに迎えられる荒巻(右)
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 懐かしくも感じる2月の沖縄の風にも乗った打球は、左中間最深部で弾んだ。巨人のドラフト3位・荒巻(上武大)は韓国・サムスンとの今季初対外試合に「6番・一塁」で出場。“プロ初安打”となる二塁打を含む3出塁で“初勝利”にも貢献し「積極的に打ちにいく気持ちが、持ち味の長打につながった」と何度もうなずいた。

 3回1死、高めに浮いた変化球を捉えると、逆方向の左中間フェンスまでワンバウンドで届いた。11日の紅白戦では4打数無安打に倒れていた左の長距離砲候補は「初めての対外試合で結果も出て良かった」と喜んだ。

 プロへの道も、持ち味の逆方向への長打で切り開いた。大学3年秋の関東選手権、横浜スタジアムで2打席連続本塁打を記録。左翼中段へ右打者が引っ張ったような打球を突き刺し、スカウトから注目される存在となった。プロ入り後は打撃練習からボール球に手を出さないことをより徹底したことで選球眼も鍛え、この日は2四球も選び計3出塁。二塁打もカウント2―2からで、阿部監督も「粘って打つということは自分の中で自信にしてほしい」と評価した。

 練習が「日本一厳しい」と称される上武大時代も2月は沖縄で汗を流してきた。荒巻の守る一塁と三塁は、坂本、岡本、キャベッジが控える。越えなければいけない壁はまだまだ高いが「沖縄は大学時代もキャンプしていたので懐かしい。チャンスを離さないようにしがみついて1軍に残りたい」。プロへの礎を築いた思い出の地で、開幕1軍を目指しアピールを続ける。(村井 樹)

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