【T―岡田氏 直撃キーマン(上)】浪速の“TT兄弟”初対談 阪神・佐藤輝が元キングに大活躍を約束

[ 2025年2月11日 05:15 ]

球界の“TT兄弟”T-岡田氏(奥)と阪神・佐藤輝が対談に臨んだ(撮影・大森 寛明)
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 浪速の“TT兄弟”が誕生!?阪神・佐藤輝明内野手(25)と、今年から本紙評論家に加わったT―岡田氏(37)の初対談が実現した。同じ「左打ちのスラッガー」でオリックス時代の2010年に本塁打王を獲得した元キングに今季の活躍を約束。今季の打順は新境地の3番で5年目に挑む猛虎の大砲が「全試合フルイニング出場」と「打率3割、30本塁打、100打点」の2大目標を掲げた。(取材・構成 八木 勇磨)

 T―岡田氏(以下、T) 春季キャンプも第2クールが終わりました。ここまでは順調ですか?

 佐藤輝(以下、輝) 体も昨年より動いていますし、自主トレでやってきたこともできているかなと思います。

 T 昨年は少し、しんどいシーズンだったかもしれないですが、そこを踏まえて、何か新しい取り組みはしていますか?

 輝 バッティングで言えば、毎年新しいイメージを持ちながらやっています。悪いながらでも良い部分もあったので、そこは継続していきながらです。より良くするためにはどうすればいいかというのは、オフの期間で結構考えてきました。今は、それをしっかり試す期間にしています。

 T 打率は昨季が自己最高(・268)かな。

 輝 良いといっても、あまり過去と変わっていないので…。今季は打率3割を打てるようにやっていきたいです。

 T 今季の打順は3番でスタート。昨季までは主に5番だったけど、いつかは4番を打ちたいという思いはありますか?

 輝 4番というか、中軸ですね。監督によっても、どの打順が大事かなど、考えていることも違いますし、アメリカだと1番、2番が大事ともいわれています。何が正解か分からないですが、上位の打順にいけばいくほど、打席が多く回ってくるので、そういうポジションを任してもらえるような存在になりたいです。

 T 今季は、まず最低限として全試合出場でしょう!

 輝 そうですね。出たいです。

 T それだけ試合に出られるということは、ある程度成績も残せているということ。シーズンをフルでやっていたら、どこか体の不調なども出てくる。それはみんな同じ。大きいケガなく、最低限、全試合出場。レギュラーなので、フルイニング出場だね!

 輝 全試合に出場したのは2年目だけです。まだ、フルイニング出場はないので、それを目標にできたらなと思います。そのためには、守備もしっかり頑張ってやらないといけません。

 T 私も入団5年目で本塁打王(※1)のタイトルを獲らせてもらいましたが、佐藤輝選手も今年5年目。ぜひ本塁打王争いをしてほしいです。

 輝 大卒5年目と高卒5年目では凄さが全然違いますよ!(高卒5年目というと)大卒の1年目(の年齢)でホームラン王ってことですよね!?

 T 佐藤輝選手は今年が26歳のシーズンですよね。今からが一番いい時期だから、本当にいっぱい練習をしてほしいです。絶対、後々に生きてきます。打撃の目標数字はどうしようか…。昨季の打率・268が自己最高なら打率は3割!本塁打は(1年目の21年と23年の)24本が自己最高。じゃあ3割、30本か。2年前に92打点なら、100打点もいきそうだね。前の打者(の働き)も大事だけど、100打点は全然いける。打率3割、30本塁打、100打点で!

 輝 そこにいければ、最高ですね。頑張ります!

(下)に続く

 ※1 高卒5年目の10年に前年の7本から33本に伸ばして自身初タイトル。王貞治(巨人)以来48年ぶりに22歳での本塁打王に輝くなど通算204本塁打。09年オフに同姓の岡田監督の発案で登録名を「岡田貴弘」から「T―岡田」に変更しており、改名効果でブレークのきっかけとなった。

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