巨人新外国人・キャベッジは大谷超「打撃速度」 大谷級「飛距離」 大谷驚く「走力」

[ 2025年1月31日 05:30 ]

朝にヒゲをそったと答えたトレイ・キャベッジ(撮影・会津 智海)
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 巨人の新外国人のトレイ・キャベッジ外野手(27=前パイレーツ)が30日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見を行った。ドジャース・大谷翔平投手(30)と同僚だったエンゼルス時代の23年に3Aでトリプルスリーを達成した助っ人は、大谷超えの打球速度、大谷級の飛距離、大谷も認めたという走塁力もアピール。リーグ連覇と日本一奪回を目指してあす2月1日にキャンプインを迎えるチームに、頼もしいピースが加わった。

 両頬を触っておどけた。「巨人軍は紳士たれ」という球団ルールもあり、キャベッジは前日の来日時にたくわえていたヒゲを6年ぶりにそって登場。「顔が若干、風に当たって冷たいなと感じているけど、すぐに適応できる。全然、心配してないよ」と笑った。

 早くも“ジャイアンツスタイル”で入団した新助っ人は、23年にエンゼルス傘下3Aで打率・306、30本塁打、32盗塁のトリプルスリーを達成。吉村禎章編成本部長兼国際部長が「2年前から彼のプレーを見ていた」と追っていた、走塁技術もある左の強打者だ。キャベッジも「自分の最大の長所は闘争心。攻撃ではパワー、守備では積極性、走塁ではスピードを見てもらえたら」とアピールする。

 打球速度は「大谷超え」だ。マイナー時代の22年に121マイル(194・7キロ)をマーク。昨年に大谷が記録した自己最速119・2マイル(191・8キロ)を上回り「力強いスイング、強い打球を飛ばすことは、自分が恵まれた能力の一つ」と胸を張る。飛距離も「大谷級」。23年に3Aで487フィート(約148・4メートル)の特大弾を放っている。「完璧だった。どこまで飛んだか自分でも分からない」と語る一発は、大谷が23年6月に記録した493フィート(約150・3メートル)に迫る豪快弾だった。

 走塁でも大谷を驚かせた。23年7月にエ軍でメジャーデビューし、大谷とは約1カ月ともにプレー。二塁から一気に本塁生還してベンチに戻ると、走塁を見ていた大谷から「足が速いね」と声をかけられ「彼のそういった励ましの言葉が自信になった」と糧にした。

 2月1日からスタートする宮崎キャンプは1軍スタートの助っ人は、会見後に室内練習場で自主トレも実施。約1時間、フリー打撃などで汗を流した。一塁と外野を守るなど守備の能力も高い助っ人。阿部監督は不動の4番・岡本の後ろの5番として期待している。
 キャベッジは言葉に力を込める。「どのような起用でもチームに貢献できるように全力を尽くしたい」。リーグ連覇と日本一奪回へ、その身をささげる。(青森 正宣)

 ◇トレイ・キャベッジ 1997年5月3日生まれ、米国テネシー州出身の27歳。15年ドラフト4巡目でツインズ入団。21年オフにエンゼルスと契約し23年にメジャーデビュー。昨季は開幕前にアストロズにトレードされ45試合に出場し、昨年11月にパイレーツ移籍。メジャー通算67試合で打率.209、2本塁打、15打点、2盗塁。1メートル88、92キロ。右投げ左打ち。好きな日本食は寿司。覚えた日本語は「オナカスイタ」。

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