日本ハム・万波 「いち、ろく、ご」落合伝説ものまね更改 「細かすぎて…」フレーズ完全再現

[ 2024年12月7日 06:00 ]

来季の目標を掲げポーズを決める万波(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの万波中正外野手(24)が6日、北海道北広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、8000万円から倍増超えの年俸1億6500万円でサインした。会見では90年1月に当時中日の落合博満が契約更改で発した「いち、ろく、ご(1億6500万円)」の伝説的なフレーズを再現。7年目での1億円到達は、球団の高卒野手では中田翔、西川遥輝に並び最速タイ。自身初となる全試合出場、そして日本一への決意を新たにした。

 球団側が提示した金額を見た瞬間、万波の脳裏にあのフレーズが浮かんだ。「いや、これはもう“やれっ”て言われているよなと思って」。一流選手の証である1億円の大台を突破する1億6500万円でサイン。会見で金額を問われると、臆せずに堂々と答えた。

 「いち、ろく、ご」

 00年生まれの万波が誕生前の90年1月、当時中日の落合が契約更改後の会見で発した伝説のフレーズだ。後にバラエティー番組「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で人気となり、万波も「その印象が凄く強くて。もう金額提示を見た瞬間に降ってきた」と完璧に再現してみせた。

 予想以上の昇給だった。今季は136試合で打率・252、18本塁打、60打点。いずれも昨季の数字を下回ったが、12球団最多の11補殺で2年連続のゴールデングラブ賞を獲得するなど、攻守での貢献が評価され「思ったよりはるかにいい提示をもらえてかなり驚きました」と感謝した。

 昇給分の使い道について、万波は「プレーヤーとして成長するためのコストは惜しみなく使いたい」と来年1月に米国で行う自主トレ費用に充てるという。また、食生活の改善へ遺伝子検査を受ける予定で「便通が悪かったりしたので、そこにもう一回目を向けたい」と明かした。

 交渉の席では「ビールかけの回数を増やしてほしい」と珍要求も。「球界的には優勝してビールかけだと思う。ただ、CSが決まった時は十分、みんなで共有するのに値するぐらいの喜びだった」と万波は言う。「来年は全試合出場を一番の目標に。全試合ということは結果も出て、数字も伸びてくる」。今やチームの顔に成長した男が来季、悲願の日本一に導き、何度もビールをかけ合うつもりだ。(清藤 駿太)

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