パドレス終戦…ダルビッシュ7回途中2失点の力投も打線が沈黙 2戦連続零敗でドジャースに屈する

[ 2024年10月12日 11:36 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第5戦   パドレス0-2ドジャース ( 2024年10月11日    ロサンゼルス )

地区シリーズ第5戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(ロイター)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が11日(日本時間12日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦に先発。7回途中2失点と力投も援護に恵まれず、チームは敗戦。2勝3敗で地区シリーズ敗退が決まった。

 初回は先頭・大谷を空振り三振に仕留めるなど、無失点。ただ、2回無死一塁からスミスを三ゴロ併殺に打ち取り、走者がいなくなった直後、次打者のE・ヘルナンデスに初球を狙われ、左翼席へ先制ソロを被弾。少し悔しそうな表情を見せた。

 それでも3回から6回までドジャース打線を3者凡退。110キロ台のカーブを有効に使い、速球と約40キロの緩急を付けて大谷を3打数無安打2三振に封じるなど相手打線を翻弄した。

 ところが、0-1の7回1死からT・ヘルナンデスにスライダーを左翼席まで運ばれ、この日2本目のソロを被弾。打たれた瞬間、思わず叫び声をあげ、悔しさをあらわにした。

 続くマンシーを右邪飛に打ち取ったところで降板。6回2/3を2失点。被安打はわずか3ながら、うち2本が本塁打と勝負どころで手痛い一発を許した。

 頼みの打線は相手先発・山本を攻略できず5回まで無得点に抑えられると、相手救援陣も打ち崩せずわずか2安打にとどまり、2試合連続となる零敗。第3戦の2回に6点を奪って以降、24イニング連続無得点と沈黙し、終戦を迎えた。

 試合後、大喜びでハグし歓喜に沸くドジャースナインとは対照的に、ベンチでボガーツらパドレスナインは呆然となった。

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