【高校野球】聖和学園・三浦主将「歴史作れた」初の甲子園に感無量 仙台育英に2年前決勝の「リベンジ」

[ 2024年7月23日 13:43 ]

第106回全国高校野球 宮城大会決勝   聖和学園8-5仙台育英 ( 2024年7月23日    楽天モバイルパーク )

<仙台育英・聖和学園>優勝を決め喜ぶ聖和学園ナイン(撮影・大城 有生希)
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 聖和学園が仙台育英を下し、春夏通じて悲願となる初の甲子園出場を決めた。

 打線が19安打で8点を奪うと、投げては先発の背番号10・斎藤佑樹(3年)が7回途中4失点と力投。後を継いだ背番号1・千葉桜太(3年)も流れを渡さなかった。

 試合後、八島知晴監督は「最後の最後まで分からない試合だった」と汗を拭い「試合前に“3試合分、今日はやるぞ。精神的にも身体的にもタフなゲームになる”と話はしていたんですけど、その通りの内容でした」と安堵した。

 豊富な投手を揃える仙台育英相手に19安打8得点の打線には「もう普通にいってもやられてしまうので、割り切って覚悟を決めて、覚悟を決めた分、きちっと狙ったもの、行こうと思ったところは積極的にいきました。それが良かった」とねぎらった。

 先発・斎藤佑、後を継いだ千葉についても「本当に斎藤佑樹が粘り強くなげてくれて、体力的にもきつかったと思うんですけど、彼らしいピッチングをしてくれて粘って粘って。いい形で千葉につなぐことはできた」とした。

 三浦広大主将(3年)も「勝てたっていうのは非常にうれしいですし歴史を作れたっていうのはまた1つ思い出に残る」と笑顔。2年前の決勝で敗れた仙台育英相手に勝利。三浦主将はこの試合も1年生ながらスタメンで出場していた。「2年間、ずっと悔しい思いをしてました。やっとリベンジする場が来て、リベンジできたっていうのは自分たちの2年間が報われたような気がして、すごいうれしかったです」と感無量の様子だった。

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