巨人・阿部監督 鬼門マツダ突破へ1~5番“G5”固定 好調上位打線が「先手必勝」へ導く

[ 2024年7月9日 05:00 ]

巨人・阿部監督
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 首位から4位までが1ゲーム差内にひしめく「混セ」の中、巨人は9日から敵地で広島との首位攻防2連戦に臨む。阿部慎之助監督(45)は「先手必勝」を宣言。6月27日から9試合固めている1~5番の固定を改めて明言し、今季4敗2分けと白星がない鬼門で先に主導権を握って試合を進める構えだ。ゲーム差なしの首位を破り、6月6日以来の単独首位返り咲きを狙う。

 先手必勝を強く思い描いていた。羽田空港から空路、広島入りした阿部監督は、今季6試合で未勝利のマツダスタジアムでの戦い方について言及した。

 「うちは先制したら凄く勝率いいし、今年はそこまで大逆転ってないから。何とか先に点取る。何点でもね」

 そのための策も固めた。好調の1番・丸から吉川、ヘルナンデス、岡本和、大城卓の5番までのオーダーについては「あそこはもうずっと固定していく」と並びを変えずに戦う。監督1年目の今季、なかなか打線の固定に至らなかったが、6月27日のDeNA戦からこの「G5」が完成。そこから6勝3敗で、特に5~7日のヤクルト3連戦は初回に「G5」で4、2、4得点と先制を決め、同一カード3連勝を飾った。

 「それだけ広島のファンの人が、そういういい雰囲気をつくっている証拠だよ。アウェーのチームが勝てないのは」。苦しむのは巨人だけでなく、広島の今季ホームでの21勝14敗3分けの勝率6割はリーグトップで、セ屈指の魔境と言える。今季マツダでは6試合中、先制したのは2試合だけ。序盤に流れをつかめば、地に足着けた試合運びにつながる。

 気温30度を超える猛暑が予想される。「2試合だし、暑いし…ピッチャーをバンバンつぎ込もうと思っています」。先行した中で早めの継投策も鍵となりそうで、先発の山崎伊、井上から2番手以降へ、出し惜しむつもりはない。今季は先制した試合は30勝12敗1分けを誇る。「オールスターまであと11試合か。それ終わってから考えるかな」とまずは目の前の首位攻防2連戦に集中し、後半戦へつなげる。(川島 毅洋)

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