中央学院大が完全優勝でリーグ制覇 最速152キロ右腕・細谷怜央投手が魂の11球で締めた!

[ 2024年5月12日 19:21 ]

千葉県大学野球1部春季リーグ   中央学院大4―1国際武道大 ( 2024年5月12日    長生の森 )

<国際武道大・中央学院大>2回無失点と好救援した中央学院大・細谷(撮影・村井 樹)
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 魂の11球だ。国際武道大に連勝し、21年秋以来、5季ぶり16度目のリーグ制覇を勝ち点5の完全優勝で飾った中央学院大。マウンド上で何度も絶叫した最速152キロ右腕・細谷怜央投手(3年=中央学院)は「最後は緊張しましたが、最高にうれしいです」とこれ以上ない笑みがこぼれた。

 感じたことのない高揚感と緊張感。その全てに打ち勝った。3点リードの8回からマウンドに上がると自己最速に1キロと迫る151キロをマーク。3者凡退に仕留めたが、野球の神様は最後に試練を与えた。

 「緊張もあったと思います」。2四死球などで2死満塁と一発サヨナラのピンチを招くと、迎える打者は相手4番。腹をくくった。「もう、自分の一番得意な球でいこうと決意しました」と11球連続の直球勝負を選択。見事、空振り三振で27個目のアウトを奪うとマウンド上で何度も両手を突き上げ、仲間と抱き合って喜んだ。

 まさに開花の春だった。高校3年の夏が終わるとトミー・ジョン手術を決断。大学進学後もリハビリや体づくりに力を入れ、リーグデビューは今春。全て救援での短いイニングだったが「久しぶりの公式戦で楽しかったです。全国でもピッチャー陣の力になりたいです」と納得の様子だ。

 今春の選抜では弟分の中央学院(千葉)が甲子園初勝利からベスト4まで駆け上がった。「見ていて凄い刺激になりました。次は自分たちが中央学院の名を轟かせます」と細谷。初めて立つ全国のマウンドは1カ月後。全ての視線をくぎ付けにするだけの力は十分に秘めている。(村井 樹)

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