花巻東・佐々木麟太郎 米進学は「孫正義さんへの憧れもあった」 英語を猛勉強中も「一番苦手だった」

[ 2024年3月11日 22:01 ]

偉大な先輩・大谷翔平、菊池雄星の手形と一緒に記念撮影する花巻東の佐々木麟太郎
Photo By スポニチ

 花巻東(岩手)を卒業して米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(18)が9日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)にVTR出演。同番組解説者で前巨人監督・高橋由伸氏(48)との“スペシャル対談”が実現し、進路を決めた理由や将来の目標などを赤裸々に語った。

 佐々木は自身の進学について「ありがたいことに自分には4つの進む道がありました」と日本の大学、日本プロ野球、アメリカの大学に加え、複数のメジャー球団からオファーを受けていたことを告白。高橋氏から「最終的にアメリカの大学に決めた要因っていうのは?」と問われると、「人生長期的に見なきゃいけないっていう。短期的なことは見ないで、長期的に最後(自分が)幸せになる生き方をしなさいと監督(父親)に言われていた」と話した。

 続けて高橋氏から「英語は勉強してた?」と聞かれ、佐々木は「苦手ですね」と苦笑い。「(教科で)一番苦手だったと言ってもいいぐらい自分はあまり英語が得意じゃなかった」と話したが、今は野球の練習と“同じくらい”の時間を使って猛勉強していると明かした。

 さらに佐々木は進学を決意した“決め手”になった要因の一つとして「(実は…)ソフトバンクの孫正義さんには憧れもありました。(将来的に)野球が終わった後のことも考えたので、うまくスポーツとビジネスを融合して社会貢献できる人間になりたいと思ってます。勉強でもすごいレベルの高い大学なんですけど、それを覚悟でスタンフォードで学ぶのが一番価値あると、最後自分で判断しました」とコメント。高校中退も渡米し、カリフォルニア大バークレー校を卒業したソフトバンクグループ代表取締役会長の存在があったとした。

 次に将来をどう考えている?との質問に「日本とメジャー、両方ドラフト指名のチャンスがあるので自分としては両方で指名されるレベルに上がっていきたい。(そのためには)まず大学で結果を出したい。最終的なゴールは菊池雄星さんや大谷翔平さんと同じ舞台で一緒にプレーしたいという気持ちがあるので、そこが今の一番の夢です」と花巻東の“大先輩”2人の名前を出して、目を輝かせた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月11日のニュース