ヤクルト・吉村が3回無失点の快投！2試合19得点の巨人打線を1安打に封じ開幕ローテ入りアピール

オープン戦＜巨・ヤ＞4回から登板した吉村（撮影・藤山　由理）
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　ヤクルトの2年目右腕・吉村貢司郎投手（26）が巨人とのオープン戦（26日、沖縄セルラー）に2番手で登板し、3回1安打無失点と好投した。

　直近2試合で計19得点と絶好調だった巨人打線をわずか封じ込め、開幕ローテーション入りに向けたアピールに成功した。

　4回からマウンドに上がると、最大の武器でもある直球の力強さが光った。150キロ台を連発し、最速は152キロをマーク。変化球との緩急も効果的で「真っ直ぐの質を意識しながら投げた。球速は意識していないけど、出たというのは良かった」とうなずいた。

　実戦初登板だった15日のロッテとの練習試合（浦添）は先発で2回無安打無失点だった。2戦連続で好投し、開幕に向けて順調に調整を続けている。高津監督も「空振りを取れる球種が多くて、それは良かった。あれぐらいの真っすぐの力強さと変化球で空振りが取れて、今は良い状態じゃないかな」と高く評価した。