えっ、痩せてない…? 阪神・ミエちゃんの久々の姿にファン困惑も「鍛えてきた」隆々筋肉披露

[ 2024年1月29日 05:15 ]

真っ赤なジャージに身を包み、ギャルピースを披露する阪神のヨハン・ミエセス(撮影・中辻 颯太)
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 今年はバットでも主役になる!阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が28日、来日した。上下赤のド派手な装いで登場した愛され助っ人は、伊丹空港で取材に対応。来日2年目のシーズンに向けた決意を語った。

 らしさ全開の、ミエセスのド派手な登場だった。初来日した昨年も上は赤のパーカだったが、ズボンは黒だった。今年のミエセスは上下で“情熱の赤”一色のコーディネート。ドレッドヘアも相変わらずよく似合う。「ミエちゃんです!」とギャルピースも披露し、居合わせた旅行客からもスマホで撮影されまくった。

 「目立ちまくり?そんなつもりはなくて、寒いと聞いていたからこの格好で来たんだけどね。あれだけのファンに声をかけてもらってうれしいよ」

 このオフ、地元のドミニカ共和国から投稿したインスタグラムの写真は、ややほっそりした印象で映っていた。公称1メートル85、120キロの巨漢は、ファンの間で「痩せてない?大丈夫?」と話題になっていた。確かに、面持ちは少しシュッとしているように見えたが、「痩せた?そんなことはないよ。鍛えてきたんだ」と袖をまくり、隆々とした腕をのぞかせた。

 この日、一足先に来日した新加入の右腕のゲラとは交流があり、対戦経験もある。「初めて会った時は(ゲラは)野手だったので、投手の印象があまりなくて…。でも、野手の時も素晴らしい強肩だったので投手でもいい球を投げると思う」と太鼓判を押した。

 1年目の昨年は60試合の出場で126打数28安打(打率・222)、5本塁打、16打点。もちろん満足していない。ビールかけの時に岡田監督から「ミエちゃん、きょうは主役ちゃうで。成績に応じたはしゃぎ方をしてください」とイジられた。

 「向こうでは打撃もしてきた。昨年以上の成績を残したいし、その自信もある。全ての部分で昨年を超える」

 ヤクルトなどで通算301本塁打を放ったバレンティンのように、その長打力を駆使して大化けする可能性を期待されている。明るい性格ですっかり猛虎の一員。連覇のために、グラウンドでも主役になる。(畑野 理之)

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