【センバツ】関東第一 高校通算44発・高橋 低反発新バット1号狙う 将来見据え木製で練習

[ 2024年1月27日 05:00 ]

3・18開幕 第96回選抜高校野球大会出場32校決定

ナインに胴上げされる高橋主将(撮影・川島 毅洋)
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 愛称は「ぶーちゃん」。昨秋の東京大会を制し、8年ぶり7度目の選抜出場を決めた関東第一(東京)の高橋徹平主将(2年)は「全国優勝。神宮大会ではベスト4で負けてしまったので、優勝できるように」と同校初の甲子園制覇を目標に掲げた。

 高校入学時は体重110キロも、食事制限とトレーニングで現在は92キロまで減量。昨秋の公式戦で3本塁打を放つなど、高校通算44本塁打でプロ注目の右の大砲だ。好きな言葉は「努力はセンスに勝る」。プロ入りを目標に掲げ、木製バットで振り込んできた。今選抜から低反発の新基準金属バットへ完全移行。最大直径が67ミリ未満から64ミリ未満と細く、打球部の素材が3ミリから4ミリ以上と厚くなり、飛距離は10メートル程度落ちるとされている。それでも米沢貴光監督は「低反発のバットで飛ばないんですけど、彼だけはかっ飛ばしている」と期待した。

 高橋は「低反発になるので、第1号、打ちたいなと思います」と甲子園でのアーチをイメージした。昨秋の明治神宮大会準決勝では、作新学院(栃木)に敗れた。対戦したい投手にはエース右腕の小川哲平(2年)を挙げ「名前も一緒で神宮ではヒットを打てなかったのでリベンジしたい」と「テッペイ対決」での雪辱を誓った。(川島 毅洋)

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