【センバツ】春夏通じて初出場の耐久に東尾修氏がエール 昨年指導「伸び伸びとプレーしてほしい」

[ 2024年1月27日 06:00 ]

3・18開幕 第96回選抜高校野球大会出場32校決定

耐久のエース右腕・冷水(手前)の投球練習を見守る東尾修氏 (提供写真)
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 昨年末に耐久を指導した元西武監督の東尾修氏(73=本紙評論家)も、選抜初出場を祝福した。 耐久高校の動画はこちらから

 東尾氏の弟・庄治さん(70)が同校野球部OBで、庄治さんの次男・健史さん(39)が井原正善監督と同校野球部の同期だった縁で、昨年12月上旬に指導が実現。自身もエースとして68年選抜で箕島を春夏通じて初の甲子園出場に導いた東尾氏は「和歌山から大応援団が来てくれると思う。甲子園では楽しんで、伸び伸びとプレーしてほしい」とエールを送った。

 2日間の指導では投手陣を中心に指導。東尾氏はエース右腕の冷水孝輔らに細かいフォームの指導などは行わず「制球は気にするな。腕を振る方が大事」と伝えた。これは西武時代に強い球を投げるように指導した松坂大輔への指導にも通ずる。「大輔らプロとレベルは違うけど、甲子園に行くからといって自分のスタイルを変えてはいけない。コントロールしたらボールに力がなくなる。強い球なら空振りや打ち損じを狙える」と説いた。

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