ソフトB又吉「恩返しできれば」 “恩師”谷繁氏からの「逃げるな」という金言を胸に戦う

[ 2024年1月20日 06:00 ]

キャッチボールするソフトバンク・又吉(撮影・成瀬 徹)
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 ソフトバンクの又吉克樹投手(33)が19日、中日時代の恩師である谷繁元信氏(53)の野球殿堂入りを祝福し、当時に授かった金言を胸にプロ11年目のシーズンを戦い抜くと誓った。

 又吉は「谷繁さんの最初のドラフトで入ったのが僕。1年目から辛抱強く使ってもらった」とプロ入り当時を振り返った。ルーキーイヤーの14年から3年連続で60試合以上に登板。兼任監督だった谷繁氏ともバッテリーを組んで配球などを学んだ。「谷繁さんに出会えなかったら野球人生1、2年で終わってるんじゃないか」と感謝している。

 今も心に刻んでいるのは「逃げるな」という言葉。「マウンドで怖いと思っているのを変に隠そうとするなと。それを受け入れた上で、どうしたらいいかを常に考えろと言われた」

 現在、福岡県筑後市のファーム施設で行っている自主トレは順調で来週には2度ブルペン入りする予定。救援でのフル回転を期す右腕は「成績を残して恩返しできれば」と力を込めた。 (森 寛一)

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