花咲徳栄時代に甲子園優勝の綱脇慧投手(ENEOS)が現役引退「幸せな野球人生でした」

[ 2024年1月13日 15:42 ]

清水(右)にマウンドを譲って降板する花咲徳栄・綱脇(撮影・北條 貴史)
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 花咲徳栄(埼玉)3年時に夏の甲子園で主戦投手として全国優勝に貢献した、社会人野球ENEOSの綱脇慧投手(24)が13日、自身のXで現役引退したことを明かした。

 自身のXで「私事ですが2023年限りでENEOS野球部を引退することになりました。沢山の方々に支えられながらここまで野球を続けてこれました。今まで応援してくださった方々や、野球を通して出会ったすべての人達に感謝の気持ちでいっぱいです!幸せな野球人生でした」とつづった。

 綱脇は2017年夏の甲子園で清水達也投手(現中日)と2枚看板を形成して全6試合を継投で勝ち抜いて優勝した。2017年は球数制限こそなかったが、2投手による継投で3回戦から決勝まで5日間で4試合をこなす日程で負担をできる限り抑えて埼玉県勢として初めて頂点に立った。

 綱脇は17年ドラフトでプロ志望届を提出したが、指名漏れ。東北福祉大を経て昨年までENEOSでプレーしていた。


 ◇綱脇慧(つなわき・すい)1999年(平11)5月11日生まれ、東京都港区出身の24歳。本村小1年時に野球をはじめ、花咲徳栄では2年春夏、3年夏の計3度甲子園に出場した。東北福祉大では1年春にリーグ戦デビュー。2年秋の仙台大戦では無安打無得点試合を達成した。1メートル81センチ、83キロ。右投げ右打ち。

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