侍ジャパン選出の阪神・森下 悔しさ詰まった背番号「23」で雪辱誓う「もう一回出たいなと」

[ 2023年10月25日 05:15 ]

バット2本で素振りをする森下(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 プロでは初めて侍ジャパンに選出された阪神・森下は悔しさの詰まった背番号23を選んだ。「ケガをして出られなかった。その番号でもう一回出たいな、と」。中大1、4年時に大学侍ジャパン入り。特に背番号23で臨んだ4年時は「ハーレムベースボールウイーク2022」直前の練習試合で右手を骨折し、開催地・オランダまで同行しながら出場はなかった。主に一塁コーチとしてサポート役に徹し、4位に終わった悔しさは忘れられない。

 今回選出のうち新人は3人で、日本シリーズまで戦うのは1人だけ。濃厚な1年目は最終盤に突入した。「まずは日本シリーズを勝つというところだけを目的としてやっている」。2打席に立ったシート打撃では才木の直球と変化球をいずれも捉え、理想に描くライナー性の打球を中堅へ。「方向が良かったのと真っすぐも変化球も振り出せた」。1本塁打したCSファイナルSに続き、頂上決戦へ向けた調整は順調だ。(石崎 祥平)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月25日のニュース