広島 リーグ連覇に貢献した岡田、薮田ら6選手に戦力外通告

[ 2023年10月5日 11:01 ]

広島市南区の球団事務所で戦力外通告を受けた広島・岡田
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 広島は5日、岡田明丈投手(29)、薮田和樹投手(31)、三好匠内野手(30)、育成の木下元秀外野手(22)、行木俊投手(22)、中村来生投手(20)の6選手に、来季の契約を結ばない旨を通告したと発表した。岡田には育成での契約が提示され、三好は現役を退く意向を示した。薮田、行木、木下、中村来は現役続行を希望しており、トライアウトを受験する予定。

 15年ドラフト1位で入団の岡田は「リハビリで止まってる形なので、もうちょっとやれたのになというのはある。現役を視野に入れていく」と語り、今後については「育成でもう一年頑張るか、トライアウトか。考えていく」と熟考する構えだ。1年目から先発ローテーション入りすると、2年目の17年には自身初の2桁となる12勝をマークして、リーグ優勝に貢献。しかし、19年の3試合の登板を最後に1軍からは遠ざかっていた。21年10月には「右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)」を行い、今年2月23日に社会人・HONDAとの練習試合で実戦復帰。2軍では19試合の登板で0勝1敗、防御率6・75だった。

 17年に15勝(3敗)で最高勝率のタイトルを獲得するなど、リーグ連覇に貢献した薮田は「ここ数年覚悟していたこと」と語り、今後については「まだ続けるつもり。次に向けて頑張っていきたい」と話した。

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