【甲子園】開幕戦からタイブレークにネット「せめて11回からに…」「暑いから良い措置」

[ 2023年8月6日 15:34 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第1日   土浦日大8―3上田西 ( 2023年8月6日    甲子園 )

<上田西・土浦日大>86年大会以来に勝利し、駆け出す土浦日大ナイン(撮影・平嶋 理子)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、甲子園球場で開幕した。第1試合では、5年ぶり5回目出場の土浦日大(茨城)が延長10回にタイブレーク1イニング最多得点となる6点を奪い、8年ぶり3回目出場の上田西(長野)を8―3で下し、37年ぶりに初戦突破した。開幕戦のタイブレークは史上初。茨城勢の開幕戦勝利は01年常総学院以来22年ぶり4度目。

 土浦日大は2回無死から松田陽都(3年)の大会第1号となる中越えソロで先制。3回1死一、三塁からは相手暴投で加点した。同点に追いつかれたが、無死一、二塁から始まるタイブレークの延長10回、1死満塁から代打・飯田将生(3年)が左前適時打、さらに2死満塁から塚原歩生真主将(3年)の左前適時打、藤本士生(3年)の右前2点適時打、大井駿一郎(2年)の左前適時打、太刀川幸輝(3年)の左前適時打でタイブレーク1イニング最多得点の6点を奪って、勝利した。

 土浦日大の初戦突破は、1986年の1回戦で島原中央(長崎)に3―0で勝利して以来37年ぶり2度目となった。開幕戦の延長戦は21年春の北海―神戸国際大付以来2年ぶりだった。

 開幕戦から、いきなりタイブレーク決着にインターネット上には「タイブレークはせめて11回からにしてほしいです」「試合時間も長くなるし仕方ないとは思うんですけどね 今回みたいに緊張感のある良い試合が、ぶち壊しになったと感じる人もいる気がしますね」「暑さ対策はわかるけどタイブレークはいらないよなぁ」「導入前の決着つくまで延長20回してる頃に戻してほしい」という疑問を呈する声がある一方、「暑いから良い措置」「昔と違って暑さの質が変わったから身体を考えると賛成」などの意見も出ている。

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