巨人・中川が802日ぶりセーブ 守護神・大勢不在…ヒヤヒヤも原監督65歳バースデー白星贈る

[ 2023年7月22日 21:01 ]

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2023年7月22日    横浜 )

<D・巨>巨人3番手の中川(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の中川皓太投手(29)が後半戦スタートとなったDeNA戦(横浜)で2年2カ月ぶりとなる今季初セーブをマークした。

 6月25日の広島戦(マツダ)からベンチ入りを外れていた守護神・大勢投手(24)が同30日に出場選手登録抹消。2019年に16セーブしている中川が4―2で迎えた9回に3番手として登板した。

 先頭の宮崎に右前打されるも牧を二ゴロ併殺打に仕留めて2死走者なし。DeNAに粘られ、桑原と関根の連打で2死一、二塁と再びピンチを招いた。だが、代打・楠本を二ゴロに仕留めて試合終了となった。

 昨季は腰痛の影響で登板がなく、育成契約を経て今年5月15日に支配下へ復帰。6月15日の西武戦(東京D)では2―2の9回に登板した大勢がわずか3球で危険球退場となった無死一、二塁のピンチに緊急登板。三振、併殺打で見事な火消しぶりを見せた。

 7月2日の阪神戦(東京D)では2回を打者6人で完全リリーフ。2イニングを投げるのは2020年7月24日のヤクルト戦(神宮)以来1073日ぶりだった。

 前半戦最後となった7月17日のヤクルト戦(神宮)では10―10で迎えた9回に8番手として登板。この回を無失点に抑えたが、10―10のままイニングをまたいだ延長10回に武岡にサヨナラ打され、今季初黒星。5月28日の阪神戦(甲子園)から続いていた連続無失点が15試合でストップしていた。

 なお、中川のセーブは2021年5月11日のDeNA戦(横浜)以来802日ぶり、通算25セーブ目となっている。

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