DeNA今永 自己最多で球団タイ記録の15奪三振 セ記録にあと1で交代 7者連続K2度は史上2人目

[ 2023年7月7日 20:13 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2023年7月7日    東京D )

<巨・D>7回、ピンチを抑え雄叫びを上げる今永(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 DeNAの今永昇太投手(29)が7日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、7回までに15三振を奪い、セ・リーグ記録の1試合16奪三振にあと1と迫ったが、この回限りで交代。7回、113球を投げ6安打1失点の快投で、6勝目の権利を得て降板した。

 2回先頭の岡本和に対し、カウント2ボール2ストライクからの5球目の151キロ直球が高めに浮き、左中間席へ先制ソロを打たれた。それでもギアを上げ、巨人・戸郷との「エース対決」で気迫の投球をみせた。

 3回、3アウト目を北村を空振り三振に斬って奪うと、そこから奪三振ショーを展開。4回まで7者連続三振を奪った。5回先頭の中田から三振を奪えば、セ・リーグ記録の8者連続三振に並ぶことができたが、結果は遊飛に。連続奪三振は7人で止まったが、今永にとって7者連続奪三振は2度目。「7者連続奪三振」の2度達成は西口文也(西武)だけで、セ・リーグでは史上初の快挙となった。

 さらに今永の勢いは止まらない。1点リードの7回1死二、三塁のピンチでは代打・長野を151キロ直球で空振り三振に仕留め、自己最多タイの14個目。さらに代打・岸田も空振り三振で大きくガッツポーズを作った。15三振は自己最多で球団タイ記録。さらにセ・リーグ記録の16奪三振に王手をかけた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月7日のニュース