阪神ドラ1・森下 6日の侍戦で先発出場 セの好投手と対戦 岡田監督「経験させるには一番いいゲーム」

[ 2023年3月1日 05:15 ]

阪神・森下
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 阪神のドラフト1位・森下(中大)が、6日に京セラドーム大阪で行われる日本代表の強化試合に先発出場することが決定的になった。岡田監督は「みんないいピッチャーが出てくるわけやから、当然、経験をさせるには一番いいゲームじゃないかな」と語り、一流投手の球威や変化球を体験させる考えを明かした。

 相手は、9日のWBC1次リーグ初戦、中国戦が目前とあって、大谷、ダルビッシュらは登板しない方向。先発はロッテ勢が務める予定で、侍勢の登場は中継ぎ以降になる。そこで、DeNA・今永、巨人・戸郷、ヤクルト・高橋、中日・高橋宏、広島・栗林、巨人・大勢ら、セの好投手と対戦できる。入団したばかりのルーキーにとって、シーズンに先駆けて一線級投手のボールを見られるメリットは非常に大きい。

 2月のキャンプ中に打率・381(21打数8安打)をマークし、金の卵の評価は高まるばかり。指揮官は、日本代表戦後も英才教育は続ける方針を掲げる。各チームのローテーション級が登場する3月中旬以降についても、「(相手投手の)右左関係なしに、どんどん打席の経験を積ませたいけどな」と、1軍クラスのボールを体に覚えさせる考えだ。

 森下も「多くの投手の打席に立って、シーズンにつなげないと意味がないので、立たせてもらえるなら、しっかり経験を積みたい」と意欲的。きょう1日からは、初めての甲子園練習に臨む。広い聖地で「しっかり練習したい」と右翼の守備も磨き、開幕スタメンを確かなものにする。 

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2023年3月1日のニュース