広島・中崎　再起へフォーク再挑戦　新井監督「いい角度で、いい落ち方していた」

キャッチボールする中崎　（撮影・奥　調）
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　広島・中崎がフォーク再挑戦で再起を期した。今春キャンプ2度目のブルペン入りで計41球。あまり使っていなかったフォークやカーブを試投し、新井監督からは約5分間も助言を授かった。

　「去年はチェンジアップを優先して投げていた。今年はフォークも投げられるように練習している。新井さんにもアドバイスをしてもらった。本当にそこ（7～8回）で結果を残せるような投球を出せていければ」

　直球とスライダーが軸で、昨季はチェンジアップも全体の2割弱を占めた。抑えとして16～18年のリーグ3連覇に貢献した当時もフォーク習得に挑み、本格投入に至らなかった経緯がある。通算115セーブ＆73ホールドの経験値を持ち、復肩すれば大きい。まだ試行錯誤でも、新井監督には「いい角度で、いい落ち方していた。どんどん投げていったらいい」と背中を押された。