ソフトバンク森唯斗が交流深い白井英治レーサーに発奮。黄金ヘルメ色に似た金髪で来季先発へ決意新た

[ 2022年12月19日 22:48 ]

<ソフトバンク>現状維持でサインをした森は来期の抱負を勝と書いた(撮影・中村 達也)
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 グランプリ覇者のみがかぶることのできる黄金ヘルメットとほぼ同色の金髪だった。ソフトバンク森唯斗投手(30)が19日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約を更改。4年契約最終年の来季を4億6000万円(推定)でサインした。10年目の23年シーズンは守護神復活を目指すのではなく、本格的に先発に転向する。先発の内容に応じた新たな出来高オプションも付いた。満足げに会見を終えようとすると「これだけ、1個、書いてほしいんですけど」と自ら、切り出した。

 「昨日、白井英治が優勝して、僕は勇気を頂いた。来年の励みにもなりましたし、来年は、僕が、ホークスが(優勝を)白井さんに届けたいなと思っています。これ絶対に、書いてください」

 昨18日夜。長崎県の大村ボートレース場で行われたSGグランプリが行われ、交流の深い白井英治レーサー(46)が大会初優勝。ボートレース最高峰のスペシャルグレード(SG)レース3冠目とし、優勝賞金1億円をゲットした。その際に白井は、優勝者の証である、黄金のヘルメットをかぶって大喜びしていた。

 森は1年前、21年末のSGグランプリの際に白井にヘルメットをプレゼントしていた。グランプリ初制覇を願ってのものだった。青龍(せいりゅう)、朱雀(すざく)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)のSG競走における四神のイラストとともに「守護神」との文字を入れ込んだ。

 「レースを見て気持ちを感じる。尊敬していますし格好いい。熱い方ですし、熱いというところで、似ているところはあるかなと。常に話をしています」

 約7年前に両者は、白井の師匠でSG7冠の今村豊レーサーを介して知り合った。山口県の徳山ボートレース場でペアボートに試乗。操縦者が、白井英治だった。「僕は(体重が)重たいので全然速くなかったけどターンの重力がすごかった。そこから“お互い頑張って行きましょう”と。悪いときに、言い合う。“それは違う”とか結構言って高め合っています」。年齢差は16歳。水上、陸上と舞台も違うが腕と気持ちで勝負するのは変わらない。森は今季不調で無期限2軍調整も味わったが白井の走りを見続けて10キロ以上の減量とともに1軍にカムバックした。

 森は来季の目標を問われても、数値にした詳細を言わなかった。「1年間、1軍でやるだけ。そうすれば数字も付いてくるので」。白井は、20年秋に現役を引退した今村豊が唯一、獲れなかったグランプリタイトルをものにし、表彰式で黄金ヘルメットを師匠にかぶらせた。森は、白井に見せつけられた。だから、先発としてやるだけ。多くは、語らなかった。

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