2年連続サイヤング賞へ視界良好、カッターの精度が上がってきたブルワーズのバーンズ

[ 2022年5月30日 13:30 ]

ブルワーズのバーンズ(AP)
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 ブルワーズのコービン・バーンズ(27)が、29日(日本時間30日)セントルイスでのカージナルス戦で今季10度目の先発登板。7回2安打1四球、11奪三振と同地区の宿敵を圧倒し、試合も8対0の完勝。「今日は良いゲームプランで臨めたしその通りに投げられた。いつもこんな風にと考えているんだけど」と話した。

 バーンズは全投球の半分以上が球速93マイルから96マイルのカッターという珍しい先発投手。しかしながら今季はロックアウトの影響でキャンプが短かったため、カッターの制球で良い感覚をつかめないまま、シーズンに入った。ブ軍のクリス・フック投手コーチは地元TV局の取材に「ボールがよく動くということと、それをきちんと制球することとは違う。今までは良かったり悪かったりの繰り返し。徐々に手になじんできたようで、自信を持って投げられている」と説明している。

 この日はカッターを低めに集められた。全99球中57球で58%。相手打者は29度バットを振り7つの空振り。カーブ、チェンジアップ、スライダーも低めに集め、トータル16個の空振りを奪った。「カッターが良かったけど、スライダーもカーブも効果的だった」と振り返る。バーンズの強みは投げた球全てが低めに集まるから、そこからボールゾーンに沈んでいく球にも打者はついつい手が出てしまうこと。サイヤング賞に輝いた21年、ボール球の相手打者のスイング率が37・8%でメジャー1位。ボール球の被打率は・085である。この日も4回好打者エドマンにワンバウンドのカーブを振らせ、メジャー通算500奪三振。絶好調のゴールドシュミットもボールになるカーブで空振り三振だった。これで今季の防御率1・95はナ・リーグ2位。WHIP0・82、被打率・183、78奪三振は1位だ。ただ勝ち星は打線の援護がなかったため3勝どまりだ。

 胸を張るのは開幕戦を除いて全て6イニング以上を投げていること。「目標は9回を投げ切ること。今日の7回も良いけど、いつもマウンドに上がったらそう考えている」。ちなみに近年ナ・リーグではサイヤング賞の連続受賞が多く、過去10年に限っても13年、14年のカーショー、16年、17年のシャーザー、18年、19年のデグロムと続いている。ブルワーズは地区首位の強豪だし、バーンズは好位置にいると言えるだろう。

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