ヤクルト、サヨナラで3連勝!延長11回、代打・三輪が田島撃ち劇打

[ 2016年6月26日 16:43 ]

<ヤ・中>初回2死一、二塁、雄平が左越えに3ランホームランを放ちベンチに迎えられる

セ・リーグ ヤクルト5―4中日

(6月26日 神宮)
 ヤクルトは9回に3点差を追いつかれて4―4とされたが、延長11回に代打・三輪のの中前適時打でサヨナラ勝ち。中日を相手に同一カード3連勝を飾った。

 ヤクルトは初回、2死から川端が右前打を放つと、続く山田が一度もバットを振ることなくストレートの四球を選んで2死一、二塁の好機。雄平が中日先発・吉見の初球の直球を捉えて左翼ポール際に6号3点本塁打を放ち、3―0と先手を取った。3―1の8回には2死二塁から川端の右前適時打で再びリードを広げた。

 今季初勝利を狙った先発の杉浦は初回2死三塁のピンチをしのいでリズムに乗ると、2~5回は三者凡退斬り。6回に3連打で1点を失ったが、6回4安打1失点にまとめて救援陣にマウンドを託した。しかし9回、4番手のオンドルセクが1死からナニータ、福田の連打で一、三塁とすると、堂上を歩かせて満塁のピンチ。代打・谷の左前打を比屋根が後逸して一気に3人が生還し、4―4と試合は振り出しに戻された。

 それでも11回裏、中日5番手・小川を攻めて坂口の右前打と川端の左前打、山田の敬遠気味の四球で無死満塁とサヨナラのチャンス。雄平は一ゴロに倒れたが、続く代打・三輪が代わった田島から中前に抜ける適時打を放って死闘に決着をつけた。

 中日は今季ワーストの4連敗。9回に3点差を追いつく粘りを見せたが、延長戦で力尽きた。先発の吉見は6回4安打3失点と試合をつくったが、初回の被弾に泣いた。

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2016年6月26日のニュース