DeNA ドラ1・今永、ヤクルト打線を5回1安打無失点

[ 2016年3月2日 18:08 ]

<D・ヤ>DeNA先発の今永は5回を投げ1安打無失点

 昨季のリーグ王者を相手に、臆することなく内角に投げ込んだ。DeNAのドラフト1位左腕・今永(駒大)がヤクルト打線を5回1安打無失点。「内角を恐れずに投げられたのは収穫。今の道を信じていいかな」と手応えを口にした。

 初回、昨年のトリプルスリー男・山田を直球で空振り三振。自己最速タイの148キロをマークした。4回にはバレンティンを内角直球のファウルで追い込み、チェンジアップで空振り三振。「あれが理想。きょうは腕が振れていた」とうなずいた。力だけではなく、2巡目以降はカーブでアクセントをつける頭脳的な投球。ラミレス監督も「恐怖心なしにいく姿勢がいい。ワンステップ、先発に近づいた」と、その高いレベルの内容に太鼓判を押した。

 順当にいけば、29日からの本拠地での巨人3連戦で先発起用されるとみられる。練習試合を含めて、これで計12回を無失点。猛烈にアピールするルーキーは「背負うものがないのが強み。思い切ってやれればいい」と目をぎらつかせた。

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2016年3月2日のニュース