阪神・歳内 痛恨被弾…4回途中6失点KO

[ 2014年8月8日 05:30 ]

<ヤ・神>4回1死一、三塁、森岡に3ランを浴び立ち尽くす阪神・歳内

セ・リーグ 阪神4-13ヤクルト

(8月7日 神宮)
 今季3試合目の先発マウンドとなった阪神・歳内が3回2/3を投げ7安打6失点と乱れた。

 3回までは粘りの投球を見せながら、4回、先頭の川端に許した二塁打を皮切りに痛恨の6失点。7月30日の同戦でプロ初勝利を挙げ、相性も買われての出陣だったが、結果を残せなかった。

 「球自体は悪くなかった。投げたコースも良かった」

 2敗目に悔しさをにじませながら振り返ったのが4回。1―1とされ、なおも1死一、三塁で森岡に浴びた勝ち越し3ランだ。本塁からセンター方向に吹き荒れる強風の影響もあり、高々と舞い上がった白球は風にも乗り右翼席最前列に着弾した。「この本塁打がすべて」。試合を暗転させる痛恨の被弾だった。

 勝負の夏場に猛虎の救世主となるべく意気込んでいた21歳。この敗戦を糧にし、あると信じる次回のチャンスへ精進を続けていく。

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2014年8月8日のニュース