青森山田 センバツ推薦辞退 野球部活動を当面、自粛

[ 2011年12月22日 06:00 ]

 19日未明に野球部の1年生部員が寮で急死した事態を受け、青森山田が21日、青森市内の同校で会見を行った。来春センバツの推薦は辞退。前日に青森県高野連に届け出て受理されており、今月末に台湾に遠征する青森県選抜チームに同校から2人が選出されていたが、こちらも辞退した。

 会見した花田惇校長職務代理は「亡くなった生徒や保護者、関係者に多大な迷惑を掛けたことを心からおわびしたい」と謝罪。問題の経緯については「加害者のA(2年生部員)が、被害者のB(1年生部員)の右肩こう骨の下を左の拳で1回叩いた」と説明した。一方で「まだ警察の調査が続いているため」とし、暴行と死因との因果関係は明言しなかった。ただし安置されている遺体を見た感想として「素人の個人的考えだが、あざなどはなかった」と暴行が死に至ったとする考えには否定的な見解を示した。当面の間、野球部は活動を自粛する方針。

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2011年12月22日のニュース