岩瀬7年連続30S 自身の持つプロ野球記録更新

[ 2011年9月21日 06:00 ]

<横・中>勝利投手となった中日先発・山井(中央)はベンチでナインとハイタッチ

セ・リーグ 中日4-1横浜

(9月20日 横浜)
 中日は3点リードの9回2死満塁を抑えきった守護神・岩瀬が7年連続の30セーブをマーク。自身の持つプロ野球記録を更新した。

 とはいえ、2安打を許した内容に本人は「きょうに関してはそこまで頭が回らない。ああいう失投をするとこういう展開になってしまう」と反省しきりだった。4―0とセーブがつかない場面で9回に突入。1死から小林正、鈴木の乱調で1死一、二塁となったところで緊急登板した。ベテラン左腕は「それはいつもあること」と影響を否定したが、藤田、中村に連打を浴びて1失点。最後は吉村を右飛で締めたが、冷や汗ものの勝利だった。

 チームは得意の横浜戦で6連勝。ヤクルトと4・5ゲーム差にした。22日からは、ナゴヤドームで直接対決の4連戦。落合竜が逆転優勝に向けてじわりと上がってきた。

 ▼中日・山井(7回8安打無失点で2勝目)天気は悪かったけど、何とか試合したい気持ちだった。雨は関係なく自分の投球をしようと思った。

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2011年9月21日のニュース