関本「向こうは気にしていないだろうけど…」

[ 2011年3月7日 11:09 ]

<神・横>9回2死二、三塁、関本が左前に同点適時打

オープン戦 阪神3-2横浜

(3月6日 倉敷)
 今年も勝負強さは健在だ。0―2の9回2死二、三塁で阪神の代打・関本が横浜・山口の真ん中スライダーに反応。三遊間をゴロで破り、同点となる2点適時打を放った。

 オープン戦といえども相手はハマの守護神。シーズンでも何度も対戦の可能性はある。「向こうは気にしていないだろうけど、僕の方は打つにこしたことはないですし、うれしいです」

 一塁に二塁、そして三塁が守れる。打席に立てば右打ちやバントなどチーム打撃の技術はチーム一を誇る。攻守で貴重な存在感を示すが、極めつけは昨年の代打での10打席連続出塁だ。今季もまた左の桧山とともに、試合終盤のチャンスで登場する機会が増えるのは間違いない。

 関本の一打が俊介のサヨナラ打を呼び、真弓監督も「オープン戦だからといって、すんなりと負けるのはよくないからね」と笑顔。大物役者の多い猛虎打線だが、その中にあって背番号3も欠かせない一人だ。

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2011年3月7日のニュース