阪神に新井ブラザーズ!弟・良太を中日から獲得

[ 2010年12月25日 06:00 ]

来季は新井良太(左)と兄・貴浩が同じユニホームを着ることに

 阪神・水田圭介内野手(30)と中日・新井良太内野手(27)の交換トレードが24日、両球団から発表された。新井は阪神・新井貴浩内野手(33)の実弟で、同球団では嶋田宗彦捕手、章弘投手以来の兄弟選手誕生となる。

 新井良は5年目の今季、自己最多の45試合に出場。打率は・153ながら、6月9日の楽天戦(Kスタ宮城)では、永井からプロ初本塁打を記録した。パンチ力のある打撃には定評があり、ウエスタン・リーグでは08年に首位打者も獲得している。沼沢球団本部長は「ファームの試合を見たが、力を出し切れていない印象だった。兄を脅かす存在になってほしい」と説明し、真弓監督も「兄弟選手として互いに、いい刺激になればいい」と環境が変わることによる相乗効果に期待した。

 ▼阪神・水田 短い期間でしたが、地元関西の地でプレーできたことは、プロ生活において良き財産となりました。このトレードを機に大きく飛躍できるように頑張ります。

 ◆水田 圭介(みずた・けいすけ)1980年(昭55)11月4日、大阪府生まれの30歳。大阪桐蔭では高校通算55本塁打。プリンスホテルを経て00年ドラフト7位で西武入団。09年のシーズン中に藤田との交換トレードで阪神に移籍した。1メートル75、70キロ。右投げ右打ち。

 ◆新井 良太(あらい・りょうた)1983年(昭58)8月16日、広島県生まれの27歳。広陵では「4番・主将」として3年春に甲子園出場。駒大を経て05年大学・社会人ドラフト4巡目で中日入団。1メートル87、89キロ。右投げ右打ち。

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