力尽きた浅尾「自分の実力がここまでということ」

[ 2010年11月8日 08:29 ]

12回、ロッテ・岡田に決勝打を浴び、降板を告げられる中日・浅尾(右)

 【中日7―8ロッテ】中日のセットアッパーとしてフル回転してきた浅尾が、今季最後となった試合で敗戦投手になった。第6戦でも2番手で同点打を浴びた右腕は「2試合を自分が壊してしまい申し訳ない。悔いはないが、自分の実力がここまでということ」と肩を落とした。

 1点を追う九回から登板。この回、2死一、三塁のピンチを三振で切り抜けた後、味方打線が追い付き、延長戦に入った。延長10回の打席では送りバントをしっかり決め、延長十一回も三者凡退に打ち取った。
 だが、今季最長の4イニング目となった延長12回に力尽きた。先頭の今江を四球で歩かせ、2死二塁とされて岡田に勝ち越しの三塁打を許して降板した。悔しさを押し殺し「改めるところは改め、来年はしっかりやりたい」と、さらなる飛躍を誓った。

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2010年11月8日のニュース