小林宏はFAでメジャー挑戦!西岡は入札で

[ 2010年11月8日 06:00 ]

<中・ロ>ロッテ5番手の小林宏

 【ロッテ8-7中日】5年ぶりの日本一となったロッテだが、今オフは投打の主軸が流出する可能性が高い。

 西岡剛内野手(26)は、ポスティング・システム(入札制度)で、メジャー移籍を目指す意向を固めており、近日中に球団フロントと話し合う予定。3年契約が今季で終了することもあり、球団も容認する方向で調整している。首位打者と最多安打のタイトルを獲得した西岡には、ジャイアンツなどが興味を示している。

 また、今季海外FA権を取得した小林宏之投手(32)もメジャー移籍を目指す。石川球団運営本部長は「引き留めたいが、FAは選手の権利なので尊重しないといけない部分がある」と、本人の意思を尊重する方針。交渉が不調に終わった場合は国内移籍に切り替える可能性も残るが、まずは夢に挑戦する。

 ≪9回追いつかれ…「助けられた」≫ロッテの守護神・小林宏は1点リードの9回に登板したが、先頭の和田に左中間三塁打、続くブランコに中犠飛を許して追いつかれた。それでも10回は無失点で切り抜けて勝利につなげた。今季は抑えに配置転換され、29セーブをマーク。胴上げ投手を逃したが「みんなに助けられた。そういう実感しかない。逆転されなくて良かった」とホッとした表情だった。

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2010年11月8日のニュース