遅球で幻惑!山口“内海カーブ”で先発ローテだ!

[ 2009年12月27日 06:00 ]

 来季から先発に転向する巨人・山口が“内海カーブ”習得を誓った。26日、川崎市内のジャイアンツ球場で内海とともに自主トレを行い、キャッチボールで新球を試投。「内海さんのカーブは好きなので、練習していきたい」と意欲を見せた。

 今季は中継ぎとして球団記録となる73試合に登板。持ち場が変わる来季へ向け、テーマは緩急に設定した。「緩い球はあった方がいいかなと。真っすぐも速く見えるようになると思う」と、カーブ習得を決断。変化球はスライダーとチェンジアップがあるが、内海のように110キロ台のカーブで打者の目先を変えることが狙いだ。
 「中学の時はカーブは打たれたことがなかったし、高校時代も真っすぐとカーブだけでした」と、学生時代には得意球だったことを明かしたが、現在は腕の位置が少し下がったため、感覚がつかみにくいという。「究極は(元中日の)今中さん」と山口。緩急を武器に、来季のローテーション入りを狙う。

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2009年12月27日のニュース