ナオ君「へんとうせん炎」もVへ気合十分

[ 2009年5月26日 06:00 ]

ブルペン入り前に肩づくりをする東浜巨

 東都大学野球は26日、最終週を行い、東洋大と亜大が3季連続で優勝をかけて激突する。東洋大の5連覇阻止に燃える亜大は、初登板から4試合連続完投勝利中の東浜巨(ひがしはま・なお)投手(1年)の先発が確実。25日は西多摩郡の同校グラウンドで68球の投げ込みを行った。13日の立正大1回戦後にのどに痛みを感じ「新型インフルエンザか?」と周囲を心配させたが、診断は「へんとうせん炎」。現在体調は回復しており「最後なんでどうのこうの言ってられない」と気合十分。勝ち点を取れば5季ぶり18度目の優勝が懸かる大一番にも「(沖縄尚学で優勝した昨春の)センバツ決勝前より落ち着いている」と大物ぶりを見せつけていた。

 <東洋大 林崎「僕がリベンジ」>戦後初のリーグ5連覇、14度目の優勝に向け、埼玉・川越市の同校グラウンドで約4時間の調整を行った。練習後、ナインを前に高橋監督は相手先発が予想される東浜対策として「多彩な投球をするけどしっかりボールを見極めること」と指示。東洋大姫路出身の4番・林崎(3年)は昨春センバツ準決勝で母校が東浜の前に涙をのんでおり「僕がリベンジする」と闘志をむき出しにしていた。

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2009年5月26日のニュース