岩村3安打2打点、日米通算200号!

[ 2008年6月25日 10:04 ]

マーリンズ戦の3回、日米通算200号となる逆転の2点本塁打を放つレイズ・岩村

 米大リーグは24日、交流戦などが行われ、レイズの岩村明憲内野手は敵地でのマーリンズ戦に「1番・二塁」で出場、第2打席で5号2点本塁打を放つなど5打数3安打2打点の活躍だった。岩村は日米通算200号。打率は2割7分3厘。試合は6-4で勝った。

 ≪粘った後の甘い球逃さず≫ふらふらと上がった打球はぐいぐいと伸び、左翼席前列に飛び込んだ。岩村が3回、5号2ランを放ち、日米通算200号に到達した。1点を先制されて迎えた3回。投手のソナンスタインが出塁し、1死一塁。フルカウントから2球ファウルで粘り、甘く入った直球にうまくバットを合わせた。一時逆転となる一発で、空席の目立つ敵地ドルフィン・スタジアムの観客を、さらに静まり返らせた。
 日本で188本のアーチを放った岩村も、今やレイズ不動の1番打者。あくまで出塁することに重点を置き「打った結果が本塁打になればいい」という。ただ、ボールをとらえたときのパワーは健在。「(200号は)そのうち出るだろ」と話していたが、甘い球をスタンドに運ぶ力を見せつけた。

 ▼岩村の話(3回に日米通算200号)自分が積み重ねてきた数字だし、感慨はある。それよりも、一時は逆転となる本塁打を打てたことが大きい。こっちに来てそんなに量を打てないのは分かっているから、量より質という意味で、いいところで打てた。(共同)

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2008年6月25日のニュース