やり投げ女子・北口 10・1“凱旋試合”は「燃料不足」で欠場表明 甘いお菓子で充電へ

[ 2023年9月20日 04:22 ]

JALの同期から金のカステラをプレゼントされる北口(中央)
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 陸上の女子やり投げで世界選手権、ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルともに初制覇した北口榛花(25=JAL)が19日、羽田空港に凱旋した。DLファイナル優勝は日本人初の偉業で「いつも私の前には必ず室伏広治さんの名前がある。ファイナルは私が初めてで、凄くうれしい」と鉄人を引き合いに喜びを表現した。

 空港の到着ゲートでは、セケラク・コーチが食べていたことで話題となった菓子「ハイチュウ」が森永製菓の社員から贈られた。会見場にはJALの同期社員が駆けつけ「金のカステラ」をプレゼントする一幕もあり、サプライズ満載に笑顔満開だった。

 明るい雰囲気の一方で、今年だけで17試合に出場し、消耗は激しい。凱旋試合のはずだった10月1日のアスレチックチャレンジカップ(新潟)は「ちょっと燃料不足で、充電が必要な状態」と欠場を表明した。充実のシーズンを自ら終了させ、年内は国内で練習予定。来夏のパリ五輪へ「世界チャンピオンですが、五輪チャンピオンではないので、挑戦者の気持ちで戦いたい」と決意を新たにした。

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