早明戦は明大勝利で対抗戦2位 早大3位で大学選手権へ 準々決勝で早明再戦も

[ 2022年12月4日 15:48 ]

関東大学ラグビー対抗戦グループA   早大―明大 ( 2022年12月4日    国立 )

<早大・明大>前半、スクラムを押してコラプシングの反則を獲得、大喜びの明大FW(撮影・篠原岳夫)
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 関東大学ラグビー対抗戦グループ伝統の一戦、第98回早明戦が新国立競技場で初めて行われ、明大が35―21(前半21―14)で勝ち、通算対戦成績を41勝55敗2分けとした。帝京大が7戦全勝優勝した対抗戦グループAで明大は6勝1敗で2位を確保し、全国大学選手権は25日の準々決勝(秩父宮)から登場。5勝2敗で対抗戦3位となった早大は11日の大学選手権3回戦(秩父宮)で初出場の東洋大(リーグ戦グループ1部3位)と対戦し、勝者が準々決勝で明大と戦う。

 明大は前半2分、敵陣左ラインアウト起点のアタックでCTB齊藤誉哉(4年)が右中間へ先制トライ。9分には敵陣で左右へ揺さぶり、大外で余っていたWTB石田吉平主将(同)が右隅へ。スクラムでも圧倒し、同25分には右ラインアウトからの左展開でSO伊藤耕太郎(3年)が裏へ抜け、FB安田昂平(2年)が左中間へ飛び込んで21―0とした。

 だが、早大は同28分にWTB松下怜央(4年)のトライで21―7とすると、前半終了間際の相手反則でPGを狙わずにスクラムを選択。ゴロパントを右インゴールでFB小泉怜史(同)が抑え、21―14と詰め寄って折り返した。

 明大は後半3分、自陣で相手パスをインターセプトしたCTB齊藤が約55メートルを独走してポスト下へトライ(28―14)。早大も24分、飛ばしパスで余ったWTB槙瑛人(4年)が右タッチ際を走りきってトライを決め28―21としたが、明大は34分にゴール前ラインアウトからのアタックで途中出場したばかりのSO池戸将太郎(3年)がポスト下へ飛び込み、35―21として勝利を決定づけた。 

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