石川遼は65の猛追で5位！17番では強気パットでイーグル「リスクも受け入れて打ちました」

男子ゴルフツアー　日本シリーズJTカップ最終日 （ 2022年12月4日    東京都　東京よみうりCC＝7023ヤード、パー70 ）

ツアー通算18勝の石川遼も参戦（撮影・西尾　大助）
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　11、19年大会覇者の石川遼（31＝CASIO）は11位から出て1イーグル、4バーディー、1ボギーの「65」をマーク、通算10アンダーで今季最終戦を5位で終えた。「内容的には12番からベストなプレー。最後はいいゴルフで終われたと思います」と振り返った。終盤に4つスコアを伸ばす猛チャージ。V戦線にも絡み、存在感を見せた。

　17番パー5では約13メートルをねじ込んだ。「1メートルくらいはフックする。寄せにはいってなくて、3パットのリスクは自分の中で受け入れて打ちました」。ラインを消すように強めに打った。ボールはピンに当たり、カップに消えた。優勝は逃すも最後まで逆転の執念をみせた。

　スイング改造を始めて2年半、先月の三井住友VISA太平洋マスターズでは2年11カ月ぶりの復活Vも飾った。それでもまだ満足感はない。1年を振り返り「まだまだと思うことが凄くある。だからこそ楽しみ。前向きになれる」。来季に向けては「自分でコントロールできることをコツコツと積み重ね、磨いていくこと」と話していた。