高校横綱の埼玉栄・高山瞬佑が武隈部屋入門を発表「自分の夢に向かって」初場所デビュー予定

[ 2022年12月4日 21:45 ]

(左から)元大関・豪栄道の武隈親方、埼玉栄高3年の高山瞬佑、埼玉栄高相撲部の山田道紀監督(撮影・前川 晋作)
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 今年の高校横綱の高山瞬佑(埼玉栄3年)が大相撲の武隈部屋に入門することが4日、明らかになった。

 高山はこの日、東京・両国国技館で行われた全日本相撲選手権大会に出場し、1回戦で五島雅治(拓大2年)に突き倒しで敗れた。その後、埼玉栄高の大先輩でもある師匠の武隈親方(元大関・豪栄道)とともに会見。「これからは力士になるという自分の夢に向かって武隈親方にお世話になります。新弟子として一から頑張っていきたい」と角界入りへ意気込んだ。まずは「関取になれたら」と一つ目の目標を定めた。

 武隈親方は「スピード出世とかはあまり考えていない。じっくり力をつけて長く相撲を取ってくれるような力士になってくれたら。一生懸命やって焦らず力をつけていってくれればいい」と長期計画での成長に期待した。

 アマチュア最後の試合を終えた高山は「ようやく最後の大会が終わってホッとした」と胸をなで下ろした。武隈親方は18年前、同大会で高校生ながら3位に入賞。「凄いな」と師匠の記録に改めて憧れのまなざしを向けた。

 高山は12日の新弟子検査を受検し、初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)で初土俵を踏む。

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2022年12月4日のニュース