男子バレー 難敵イランにフルセット勝利!龍神ニッポン、29年ぶり8強

[ 2021年8月2日 05:30 ]

東京五輪第10日 バレーボール男子1次リーグ ( 2021年8月1日    有明アリーナ )

<日本・イラン>ガッツポーズする石川(AP)
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 バレーボール男子1次リーグ最終戦が行われ、08年北京五輪以来3大会ぶり出場の日本はイランをフルセットの末に3―2で下し、3勝2敗のA組3位で決勝トーナメントに進出した。8強入りは中垣内祐一監督(53)がエースとして出場し、6位だった92年バルセロナ五輪以来、7大会、29年ぶりとなった。

 4試合でスパイクで66得点、チーム全体の3割以上を挙げた石川は第3セットまで22本中5本しか決められない不調。それでも5年間で築き上げたセッターとリベロを除く4人全員が攻撃を仕掛けるバレーで踏ん張り、第4セット以降の石川の復調を呼び込んだ。中垣内監督は大会前、「自分たちの伝説をつくってくれ」と選手に未来を託した。これまで夢舞台から遠ざかっていた龍神ニッポンが、大会前の目標をクリア。「一球一球ベストを尽くして、勝ちにつなげたい」と指揮官。止まっていた歴史が動き始め、日本がダークホースに名乗りを上げた。

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