あん馬スペシャリスト、32歳の亀山 初五輪は涙の5位「悔しいけど、誇りに思う。誇りに思っていい大会」

[ 2021年8月2日 05:30 ]

東京五輪第10日 体操男子種目別決勝 ( 2021年8月1日    有明体操競技場 )

<体操男子種目別あん馬決勝>演技に臨む亀山(撮影・会津 智海)
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 あん馬の13年世界選手権金メダリスト・亀山は、5位で表彰台に届かなかった。予選よりDスコアを0・3点上げた構成に挑み安定感に欠けたが、「難しい構成に挑戦して、集中してやったので良かったかな」と振り返った。

 世界選手権を制しても同学年の内村航平や白井健三にスポットライトが当たり、自身とあん馬の認知度が上がらず。注目を集めるため、15年に髪形をアフロにして演技したこともある。6種目の個人総合が重んじられる体操ニッポンにおいて、早くからあん馬のスペシャリストの道を歩んできた32歳。「悔しいけど、誇りに思う。誇りに思っていい大会だった」。涙を浮かべ、初の夢舞台を終えた。

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