ウェールズ2連勝!スコットランドに1点差逆転勝ち 欧州6カ国対抗

[ 2021年2月14日 03:50 ]

<スコットランド・ウェールズ>力強く攻め込むウェールズ。2連勝を飾った(AP)
Photo By AP

 ラグビーの欧州6カ国対抗シックス・ネーションズ2021第2節は13日、2試合が行われ、ウェールズが敵地エディンバラでスコットランドに25―24(前半8―17)で競り勝ち、開幕2連勝を飾った。スコットランドは1勝1敗。第3節ではウェールズがイングランド(27日、カーディフ)と、スコットランドがフランス(28日、サンドニ)と対戦する。

 初戦でイングランド相手に敵地トゥイッケナムで38年ぶりの勝利を記録したスコットランドが前半、優位に立った。両チーム1PGずつ決めて3―3で迎えた17分、WTBのD・グレアムのトライ(コンバージョン成功)で10―3と勝ち越し。25分には相手のキック処理ミスを突いてFBホッグが右中間へボールを抑え(コンバージョン成功)、17―3とリードした。しかし、ウェールズは38分にWTBリースザミットの2試合連続トライで17―8―として前半を終えると、後半12分にもWTBのL・ウィリアムズのトライ(コンバージョン成功)で17―15と詰め寄った。

 後半14分、スコットランドはプロップのZ・ファーガソンが密集に頭突きする形で突っ込み、一発退場。1人多くなったウェールズは16分、ラインアウトモールで攻め込み、プロップのW・ジョーンズのトライで20―17と逆転した。数的不利のスコットランドもバックスを1枚削り、FW8人で組んだスクラムでプレッシャーをかけると、25分にFBホッグが右中間へトライを決めて(コンバージョン成功)24―20と再びリード。しかし、ウェールズも30分、WTBリースザミットが自らのキックをインゴールで抑える自身この日2本目のトライで25―20と、またも試合をひっくり返した。

 初戦でスコットランドに敗れたイングランドは本拠トゥイッケナムでイタリアに41―18と快勝して今大会初勝利(1勝1敗)。前半終了間際にWTBメイが左隅に鮮やかなダイビングトライを決め、WTBワトソンも2トライを挙げるなど6トライをマークした。イタリアは前半3分にWTBイオアネが先制トライを決めるなど序盤は奮闘したものの、2連敗で6カ国対抗通算29連敗となった。

続きを表示

2021年2月14日のニュース