ロコ・ソラーレ、コロナ禍の“もぐもぐ新様式”も日本一届かず

[ 2021年2月14日 20:50 ]

カーリング全農日本選手権最終日 ( 2021年2月14日    北海道・稚内市みどりスポーツパーク )

2位のロコ・ソラーレ (c)JCA IDE
Photo By 提供写真

 女子で18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレは、決勝で北海道銀行に6―7で敗れ、22年北京五輪代表はお預けとなった。

 新型コロナウイルス禍での日本選手権は無観客での開催だったが、新様式はロコ・ソラーレの食にも及んだ。平昌五輪で脚光を浴びたハーフタイムの栄養補給、これまではフルーツなどを手づかみで食べるシーンが多かった。サードの吉田夕梨花は「食べる前にアルコール消毒をするとか、最大限の努力をしています」と話していたが、今大会はさらに感染防止を徹底するためかフォークを使ってりんごやいちごを口に運んだ。

 試合以外では、稚内合宿時に知り合った知人が提供してくれた食事でエネルギーを補充した。「食事が一番楽しみってくらいだった。お弁当、おにぎり、スープもジャーに入れてくださったりして。体力的にもすごくプラスになっているんじゃないかな」とスキップの藤沢五月。“もぐもぐ新様式”で臨んだ今大会だったが、日本一には惜しくも届かなかった。

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