白鵬 通算20個目の金星配給「横綱でもちょっとしたミスが負けにつながる」取組後は記念撮影で気分転換

[ 2019年7月15日 19:49 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2019年7月15日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所9日目>白鵬(左)と記念撮影をする神田うの(撮影・坂田 高浩)
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 前日自己記録を更新する通算48回目のストレート給金を決めたばかりの横綱・白鵬が、平幕の逸ノ城に通算20個目の金星を配給した。逸ノ城の当たりを正面から受け止めすぐに右を差したが、相手に右から絞られ左を封じられてしまった。227キロの巨体から繰り出される圧力をまともに受け、なすすべなく土俵を割った。

 敗因は左を使えなかったこと。「それがすべて。横綱でもちょっとのミスが負けにつながります」と淡々と振り返った。

 この日は元大関・琴光喜の長男・田宮愛喜くん(10=小5)と次男・純喜くん(8=小3)がまわしを締めて宿舎の朝稽古に参加。一緒に体を動かしリラックスしたムードで稽古を終えた。取組前には「今場所はそれなりに前に出ているのが分かる」と逸ノ城の出足を警戒していたが、予想以上の力強さに苦杯をなめさせられた。「まあ成長した感じですね」と素直に完敗を認め、モンゴルの後輩を称えた。

 打ち出し後には、応援に駆け付けた紗代子夫人や友人でタレントの神田うのらと笑顔で記念写真に収まり、気持ちを切り替えた。

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