水球日本代表“完全アウェー”も気にしない!韓国の観客がドイツ応援も…「試合に集中できた」

[ 2019年7月15日 22:23 ]

水泳世界選手権第2日 ( 2019年7月15日    韓国・光州 )

<世界水泳光州2019・男子水球予選1次リーグ 日本・ドイツ>第4ピリオド、試合終了間際に同点ゴールを決められる棚村(中央)ら(撮影・会津 智海)
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 ポセイドンジャパンが、大会を通して完全アウェーの戦いを強いられる可能性が出てきた。水球男子代表は1次リーグ初戦でドイツに9―9で引き分け。終了間際の第4ピリオド残り4秒で失点し、白星発進を逃した。

 会場には約200人の韓国人の観客が動員されたが、その大半がドイツびいきの応援。スタンドに駆け付けた20代の韓国人女性は「今は貿易の問題などで韓国と日本の関係が良くない。だから日本の相手に声援を送る人が多い。若い世代はあまり気にしていないが、特に年配の方は日本に厳しい傾向が強い」と説明した。

 1次リーグは残り2試合。17日に優勝候補の一角イタリア、19日にはブラジルと対戦する。今後も韓国人の観衆が相手国のサポーターと化すことが予想されるが、チーム最年長のベテラン志水祐介(30=ブルボンKZ)は「相手への声援は気にせずに試合に集中することができた。過去にもアウェーは経験してきている」と問題なしを強調した。

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