緒方、Sクライミング・男子スピード日本新5位 代表争いに自信

[ 2019年5月13日 05:30 ]

準々決勝で日本記録を出し、ガッツポーズする緒方良行
Photo By 共同

 スポーツクライミング・スピードの「au スピードスターズ」が12日、東京都昭島市で行われ、緒方良行(21=神奈川大)は準々決勝で敗退したものの、6秒373の日本新記録をマークして5位に入った。「素直にうれしい。練習では(6秒台)前半も出せる手応えがあった」。福岡屈指の進学校・明善高出身。高校3年の夏までは九州大など国立大への進学を目指していたが、五輪種目になったことで競技メインで戦うことを決めた。

 20年東京五輪はボルダリング、リードも含めた3種目の複合で実施される。ボルダリングのW杯でも今季3位に入っており、「日本男子のレベルは拮抗(きっこう)しているけど、トップに自分も入っている」と五輪代表争いに自信を見せた。

続きを表示

2019年5月13日のニュース