志摩ノ海が初の十両優勝 持ち前の押し相撲貫いた「素直にうれしい」

[ 2019年1月26日 16:05 ]

大相撲初場所14日目 ( 2019年1月26日    両国国技館 )

<大相撲初場所14日目>石浦を寄り切りで破る志摩ノ海(左)(撮影・西海健太郎)
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 東十両11枚目の志摩ノ海(29=木瀬部屋)が石浦に勝って12勝目を挙げ、初の十両優勝を決めた。

 「(昨夜は)ちょっと眠れなかった。緊張しました。素直にうれしいです」

 石浦の横の動きについていって快勝。今場所は持ち前の押し相撲に徹し、引く場面がほとんどなかった。

 膝の古傷もあって、昨年秋場所後で負け越してから、構えの足幅を以前より広くしたという。これがフィットし、「九州場所の中日くらいから、感じがいいな、と思いました」と、手応えを持って初場所を迎えた。

 「あしたしっかり勝って、番付を上げたい」。笑顔の後で、千秋楽をにらんで表情を引き締めた。

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