元貴乃花親方 今後は「触れ合い道場を」“相撲ビジネス”も勉強 政界進出は否定

[ 2018年11月27日 12:18 ]

元貴乃花親方の花田光司氏
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 大相撲の元横綱で元貴乃花親方の花田光司氏(46)が27日放送の日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)に生出演。今後の政界進出について「まったくないです」とキッパリと否定した。

 今後の活動について花田氏は「少しずつ活動の拠点を作ってやっていこうかなと思う。ただ、引退したばかりですから、あまり焦ってやってもよくない。少年少女に土の上を歩いてほしい。昔はお父さんと相撲を取って投げ飛ばされたとか、何となく痛みを覚えたり、人を傷つけることをはしてはいけないとか(を学んだり)、そういうことをやっていきたい。今は学校では子供同士で相撲を取ることは少ないようですから」と話した。

 相撲界を退き、離婚もした状況に「今までは弟子たちと一緒いましたので、この弟子を育てるというのに重きを置いていて、この子たちが活躍できるという土台を作るのが師匠の仕事だと思っていた。肩の荷が下りたというところはありますね」と心境を吐露。「部屋を持っていて、弟子を持っていると、少年少女への相撲への理解を広める活動はどうしても狭まってくる。これからはそれができるということは大きい」と続けた。

 「(今度の活動は)徐々にですね。地道にゆっくり活動していきたい。あまり表に出ることなく、全国に活動を回ってみたい。お子さんたちと触れ合い道場のようなことをやっていきたい」と期待を膨らませた花田氏。今後のコメンテーターなどでのテレビ出演は「いやいやいや。あまり得意じゃないのはわかっているので」と否定。MCの加藤浩次(49)からの「3カ月に1回でいいので、コメンテーターに来てください」と突然のオファーにも花田氏は「あまり考えてない。コメンテーターはできないと思います」と苦笑。その後も、本の出版や東京五輪キャスターの話などにも話が及んだが、「いやいや、もう…」と首を縦に振ることはなかった。

 「相撲って本当に古い時代からありますので、思想的なところも私なりに研究していきたい。引退して角界を離れましたけど、大相撲のビジネスというか、そういう側面から今までどういう過程でこの国技、大相撲がなりたってきたかを勉強していきたい」と語った花田氏。一部では、政界進出の話も出ているが、これについては「まったくないです」と否定した。

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2018年11月27日のニュース